Thursday, November 2, 2017

hot shoe ふたたび

以前作ったこのスリッパを覚えてるだろうか?


サビサビの鉄板から切り出した材料で
本当にザックリ作ったこれ

粗悪品である

それでもないよりはかなりマシ
ただ走るたびに底板にフラットバーを溶接してやらないと
あっという間に底に穴が開くんだ。


CHEETAH CUSTOM CYCLESの大沢”チーター”トシユキ氏のご好意で
スリッパを作らせてもらえることになったんだ。
彼のスリッパを見てくれよ。

まったくこれ見たら自分のはそのままゴミ箱に叩き込みたくなる



実は家も近いし、今出てるホットバイクの取材に行ったり、
最近フラットトラックに一緒に行ったり、レッドブルつながりで
なんだかボール紙みたいに見える僕のスリッパを見て
きっと不憫に思ってくれたんだろう。

レッドブルつながりと言ってもチーター作のマシンは夜の赤坂にも似合う
アルミのスピニング仕上げ
本当にカッコいい。
でっかいんだぜ。
中に人が入れるんだから。







そして僕は
前日は遠足の前みたいになって寝られない上に、朝は早起きしちゃった。

朝9時にショップを訪ねる。
工場には素晴らしいバイクが並んでいる。



ビックリするような贅沢な眺めと共に底板をカット

ブカブカの前回とは違ってすっぽりきれいに入るように何度も輪郭を確認する。

このブーツが入るように作る。

 
底は真っ平らではなくて反るように。
さらに最後に耐摩耗の金属ステライトを盛るので
熱で歪まないように若干反りをキツめに作る。
まず万力で固定して2次元的に曲げる


これね。

つぎにゴロゴロで丸く。
これコツコツやってると確実に丸くなって来る!


ホイールの位置を当てたいところに当てるコツは
トレーラーでバックするような感覚
行きたい方向と反対にきっかけをつくってやるとうまくいく。
調子に乗ってると指を引き込まれそうになってちょっと焦る

見てわかるようにかなり楽しい!

三次元的に丸くなってきた!
次はこのカーブに合わせて周囲の板を切り出す。

前回なんて絞って折り目つけて曲げただけ
今回は本格的に別部品で作る。

まったくひどいねこれは。



工作用紙で切ってから鉄に転写
この辺の作業はけっこう得意。
チーター先生は要所を説明するといい感じに
別のことをしててくれる。



丁寧に巻いていると
シェイキン清水氏登場!
一緒にお昼にいくことにする。
写真撮り忘れちゃった…

最近減量を視野に入れてたので、一度にこんなに食べるのは多分6月以来。
しかし美味しくてぺろっと平らげた。
練り芥子を誤嚥して息ができなくなって5分くらい死にかかったのは内緒。

後半に続くよ

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