Tuesday, June 29, 2010

シートの問題/顔の問題


全く技量的には大した事ないバイク乗りだが、バイクと自分の接点であるシートとグリップは大変気になる。
グリップは「生成り立て溝タイプ」に決まった。

シートはどうか?シートは見た目も大切、いや見た目こそものすごく大切だ。

しかし、ダメなシートやクッションがダメになったシートで長時間乗ると、ケツがうっ血するのか、痛みで楽しいどころではない。
形は当然として、やっぱり座り心地はとても重要だ。
もちろん隅々までリジッドでベースの鉄板に直接座るリアルマッコイなバイクに乗る人たちから考えたら、そんなもの、と笑われるかも知れないが、リジッドだって、いやリジッドだからこそシートが良ければライダーの負担はかなり違うはずだ。

岐阜県関市にある野口装美、バイクシート部門のスタートは1990年代の前半に遡る。
当時、観光バスや家具の座席張り替え工場であった野口装美の片隅でオヤジの目を盗んで自分たちのオフロードマシンのシートをカスタムしていた若者、彼こそ若き日の現社長だった。
様々な素材から、表皮、スポンジ、ステッチを研究して自分たちの為にシートを改造していた彼は、
1992年、自分に合わせて製作したシートでオーストラリアンサファリラリーに出場、クラス優勝を勝ち取った。
それから18年、彼らのラリー用シートは評判を呼び、今ではパリダカールラリーでの日本人装着率100%を誇るブランドになった。
今ではオフロードバイクだけでなく4輪ラリーマシンからフェラーリまで、高級家具のレザー張り替えなども得意とする椅子のオーソリティ。
最近では自らハーレーに乗るシートのプロフェッショナルがスポーツスター用シートのラインナップを開発、もちろんベースからデザイン、スポンジの選定、表皮の素材、さらにステッチの形まで相談に乗ってもらえる。

野口装美しかり、神戸グリップのIKworksしかり、いいパーツを作る人たちは、技術力はもちろん、使い古された言葉だけど情熱
があふれている。
彼らとメールや電話のやり取りをしていると、本人達が自分で使いたくなるような品質のものを、妥協をせず作ろうという強い意志が感じられる。

欧米にあるアウトドアのトップブランドにはクライマー達が自分の為に用具を作ろうとしたガレージブランドからのスタートだった例は多い。
直接販売だけの小さなメーカーは、マーケットが小さいため昔は商売として成立させるのは難しかったようだが、
現代ではインターネットのおかげで世界中から引き合いがあるという。

これまたコマーサルではないですが
野口装美 http://a-seat.jp/
http://blog.k-noguchi.com/

自分はここでかなり面倒なお願いをしたのだ。
この詳細についてはシート改造編に続く…


そして顔の話。
純正のバイザーのついた顔が大好きなんだけど、他に気になる顔が出て来た。


理由はわからないけどこの顔にもすごく惹かれる
トリプルもノーマルっぽいし、普通の大きめなベイツライトか。 若い心と書いて惹かれる…



こういう感じいいなあ、インジケータはただの穴。


素敵な顔です、これはレーサーにとりあえず保安部品を付けたような取って付けた感がすごくいいのか。

オフロード仕様なんだけど

この顔は(>_<)です、合わないと思う。


これかっこいい!
尻が好みです

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