Wednesday, May 9, 2018

ろくでもない人間

僕は結構ロクデナシである。
ちゃんとしたい部分もあるけど、基本はロクデナシのダメ野郎だと思う。
でもがんばって生きてるぜ。


Friday, May 4, 2018

鋳物分割ライザーの生産を中止します。

本物を越えるという目的で型から見直して鋳造してもらい、
15工程を越える機械加工をして作っていた鋳物の分割ハンドル用ライザー。

ダクタイル鋳鉄で鋳造後、一晩かけて熱処理して、切り粉がくるくるってゼンマイみたいに巻くような弾力がある素晴らしいものを
きっちり加工してもらった自信作だったのだけど、

先日家でバイクを押してたら、スタンドが外れて左側に倒してしまい、
そしたらライザーのところから「ピキン!」って音がして


よく見たらクランプしたところの真上が割れていました。
ショック。とても気に入ってた部品だし、自分用にももうスペアがないから。

でも、それより今使っている人のことが気になるのでこの記事を書きました。
クランプ部分は力任せにバカ締めしないでください。
ちゃんと弾力もあるし、テストではギュウギュウ締めたし、
ピキーン!って音がして
よく見たらこうなってた。


もちろん簡単には割れないけど、
そういうことがわからないで力任せに締める人だったらちょっと自信がないです。

また転倒したらクランプ部が割れていないかよく確認して下さい。



機械であるし、鋳物だし、ハンドルの部分なので、製品の品質にはとても気を遣って、
出来たものは
壊れそうなくらいネジを締めたり、ハンドルもガンガン切ってテストしました。
鋳物屋さんも加工屋さんも万全を期して作って下さったのですが、
今回割れたことが、製品に起因するものなのか、ライザーとは倒したらこうなるものなのか
原因の結論がでないのが現状です。

僕としては鋳物ライザーは生産を中止するという判断をせざるを得ない状況です。
これを読んで、僕から買ったライザーをもう使いたくないという人がいたらメールください。

どうぞこれからもよろしくお願いいたします。



Friday, April 27, 2018

君は強盗に遭った人の声を実物大で聞いたことがあるか?

「実物大」本来はモノの大きさを表す言葉だが、これを音声の世界に持ち込んだ男がいる。T田くんだ。世界各地をバイクで旅した後、オーストラリアや北米、南米を家族3人で自転車を使った旅をすることになるが、
当時の彼は自転車による世界一周を目論みつつも、
世を忍ぶ仮の姿は自動車ディーラーに勤める腕利きメカニックとして多忙な日々を送っていた。
 その奥さんは家族で世界一周の夢をかなえるために、深夜のファミレスでウェイトレスのアルバイトを毎晩続けていた。
当然のことながら昼間の彼女は眠くなり、まだ2歳の愛娘はひとりでよちよち歩きでひっきりなしにフォークリフトやトラックが行き交う路地を渡って折り詰めの箱を作っている工場に迷い込んでしまう。
気持ちのいい昼下がり、ナツと仕事しているとドアのチャイムが鳴る。
出てみると箱屋の若旦那がAちゃんの手を引いてうちの玄関にいる。
「おたくの娘かな?工場に来ちゃうんだけど危なくってさ」「いや、うちの子じゃないけど…いいですよ、この娘のお母さん多分寝ちゃってるんだ」
なんて話してAちゃんを預かって、焼き芋でもしようかってナツと三人で落ち葉を集めて焚き火を始める午後。
立ち上る煙に木漏れ日がしましま模様を作るおだやかな午後三時…
みたいな生活だった。

ある晩、Mさんが勤める国道17号線沿いの深夜ガストに強盗が入った。犯人は会計のタイミングで大きな庖丁を出すと「金を出せ」と言ったそうだ。
対応していたMさんは犯人が出した庖丁を見て金切り声を上げてそのまま厨房に逃げ込んだ。その絶叫に慌てた犯人は何も盗らずに逃走したという。

その後は警察による事情聴取だとか検証だとか、Mさんが帰って来たのが明け方で、寝て来たT田さんを叩き起こすと、何度も何度も、まさにエンドレスで強盗が来た部分を再現して見せたという。特に絶叫しながら厨房に逃げるシーンではまさに「実物大」の金切り声を上げての熱演。さすがに参ったよ…とT田氏。
声も実物大って表現、わかりやすいよね。

Tuesday, April 24, 2018

バイクに乗るのがうまくなりたい

もう20年以上前からバイクに乗るのがうまくなりたくて必死だった。
だった、というより今もその気持ちは全然変わらない。
だから修行チックに練習する気持ちはそれほどないんだけど、つい一所懸命走っちゃう。

うまい方がカッコいいし、なによりバイクに乗るのが楽しいじゃん。
こないだ某編集長に「だってもっとカッコ良くなりたいじゃん」って言ったら
「えー?まだカッコ良くなりたいの?」って嘲笑気味に驚かれたけど、僕はそれを聞いてさらにビックリした。カッコ良くなるって誰との勝負でもない自分との戦いじゃん。
この人はその勝負をすでに放棄してるのか!?
もうカッコ良くならなくていいのか!ってね。

でもね、彼を弁護する訳じゃないけど、人はきっと色恋だとかカッコいいとか悪いとか、そう言うものから解脱してからが、ホントの芸術や精神世界に入れるのかも知れないとも思う。
かのリリー・フランキーも昔「早くインポになって色恋だとかを超越した芸術をやりたい」って書いてたし、カッコいいなんて小さいことだよ君。って言いたい気持ちもわかる。
でもさ、バイク乗るならうまい方がいいし、もう放っておくとどんどん下手になる年齢にさしかかってるんだ。オラァ50歳だぜ実際。過去の遺産だけでは現状を維持出来ない。
筋トレしないと腹だけが育って来ちゃうし、バイクの技量も落ちて来ちゃう。

技量と言えば僕のバイクは下手の横好き、周りにはいつもトップレベルのライダーやその友達がいたから、走りに行けばいつも自分が一番下手クソだし、そう言うものだと思ってた。
林道やコースでも速いヤツはあっという間に見えなくなるし、川渡りでも華麗にフロントを上げてさっと渡るんだ、僕はそういうカッコいい姿に憧れ続けている。
それに、勘がよくて運動神経のいいやつはすぐうまくなる。

でもね、クラスで一番ボール投げが不得意でも、足が速くなくても、たくさん乗ったらその分は絶対うまくなる。
少なくとも経験値と技術が上がると走れるスピードは速くなるし、純粋に走ることそのものを楽しめるようになる。

身体に覚え込ませたら、とっさに対応出来ることも増えて来る。
頭で考えてたら間に合わないとっさの動きってあるじゃん。

例えばツルツルの泥っぽい斜面や、路側の白いコンクリートや白線にフロントが乗ってる時、軽くフロントブレーキ握ったらフロントタイヤがいきなりグリップを失ってあっ転ぶ!みたいな時。
どうしたら転ばないかと言えばフロントブレーキを瞬間で緩めてタイヤのグリップを回復させるんだ。
これは頭でわかっていても、転ぶまでのコンマ数秒で考えていたらもう間に合わない。
何度もそういう目に遭って身体が反射的に本能に逆らう動きが出来るようにならないとね。
バイクは理屈で走っても速度がゆっくりなら、かなりの難所も越えられるようになるけど、速く走るならライダーの反応も早くなきゃいけない。
石が崩れた斜めの斜面をトラバースするような状況がいきなり目の前に現われたら?
幅は1メートルくらいなのに深さが4メートルくらいの谷が現われたら?
速くなりたけりゃうまい人とたくさん走るのがいいと思う。

自分よりうまいやつ、速いヤツに追い越されて「クソッ!」って思ったら、それこそがうまくなるチャンスなんだ。
もちろん最後は自分との勝負だと思うけど、目に見える前を走ってるやつは最高のライバル。レース中に追いつくってことはそいつより自分が確実に速いってことだから、
あとは追い越すテクニックを使うとか、静かにプレッシャーをかけてミスするのを待つとか、なんだか話がこんがらがって来たけど、ともかくいつまでもカッコ良くなりたいし楽しくバイクに乗り続けたい煩悩の塊なんだ。
芸術は多分もう無理だな…






Wednesday, April 18, 2018

チャレンジする人と自己責任

 何かを工作してものを作ることや、そのやり方を紹介することが多いこのブログだけど、基本的に「この通りやって失敗しても知りません」とか「自己責任でお願いします」みたいなことは書かないように気をつけてる、これは基本的にはみんなの退屈しのぎなんだし、そんなこと書いたらカッコ悪いじゃん。
そういう注意書きを書いておいたらどっかの誰かが失敗した時に責任取らなくていいって法律でもあるのかしら?

こっちもやり方や、作業をやってる様子までアップしてるんだから
わざわざそんなこと書くなんて野暮ってもんじゃない?


もちろん君達がブログのマネして大けがしたって僕は知らないぜ。
当たり前じゃん、DIYには労災なんてない。
失敗したら自分が痛い目に遭うのは当たり前。
だいたい失敗して騒ぐやつに限って他人のせいにしたがりそうだし、
だからってそんなヘマやったりドジを踏むやつがいるかも知れないリスク回避のために自分が面白いと思うことを書かないなんてもったいないだろ?
僕が時々書いてるホットバイクもそういうところには実におおらかで、ケガしても知らないけどマネしないで下さいとかの注意書きも書かない。ちょっとカッコいいよね。

おまじないみたいに「自己責任で」って、そもそも自己責任っていう言葉自体が冷たい感じしない?失敗しても自己責任なんてみんなわかってる。他人の書いた記事を鵜呑みにして失敗して、さらに誰かに責任をなすりつけるようなやつはちょっと問題アリだと思う。

だけど、ただ失敗した人に、失敗したのはオマエがドジ踏んだからからだ!ってわざわざ指を突きつけるように感じる言葉。あるいはちょっと嘲笑してる感じ、それが自己責任。
僕の被害妄想かな?
もちろん失敗するより成功した方がいいし、出来ないより出来た方がいいに決まってる。

それでもこれからチャレンジするやつを出来るやつが嘲笑するなんてぜんぜんカッコ良くない。
今から20年くらい前、とある会社に削り出しの部品をお願いするために相談した時、何番台のアルミを使ってどうしたこうしたなんて話になって、それはどういうアルミですか?って聞くとすごく丁寧に教えてくれて僕もメモ取ったりして勉強になった。
5000番台ってなんですか?って訊かれて「そんなのも知らないの?」っていちいち言うやつもいたんだけど、そいつは心が狭くてコチンも小さいヤツだな。
知らないから訊いてるんだぜ親切にしてやれよってその時思ったのさ。